【女性コラム】「生理」を知ったつもりでいませんか?

さて、先月は、あらためて私の自己紹介をさせていただきました。
今回から、具体的に書いていこうと思います。
この記事を読んでくださっている方が女性なら、ご自身のこととして。
男性ならば、ご自身の身近いらっしゃる女性のことだと感じながら読んでいただけると嬉しいです。


ここしばらく、各SNS、メディア、国が「生理」についての話題を多く取り上げています。

以前に、こんなアンケートを目にしました。
「あなたは、’生理’について知っていますか?」
ほとんどの女性が、「知っている」と回答していました。
当然といえば当然です、自身の身に毎月毎月起こる「生理」のこと。
知らないワケがない。
そして、こんな数字もあります。


9割近い女性が、「生理」と「はたらく」ということの関係性において、何らか影響があると答えています。
このデータをもう少し深く汲むとすれば。
女性の多くが「この生理のコンディションダウンさえなければ、もっと能力を発揮できるのに」と感じている・・・とも言えます。
話を最初に戻します。

ほとんどの女性が、生理について「知っている」と答えました。

なのに、それと同じくらいの割合の女性が、「困っている」
「知っている」のに?
なぜ、その困りごとを具体的に軽減し、快適に過ごせないのか?
「知っている」なら、「この時期も快適に過ごせているよ/上手く向き合って過ごせているよ」と答えることができないのか?

それは、「知らない」からです。

え?さっき、ほとんどの女性が「知っている」と回答したじゃない?
・・・と思いましたか?
私が推測するに、その「知っている」は、例えば、「月1回出血する」「ついでにお腹も痛い」「腰もダルい」「仕事に行きたくなくなる」など、体感として得ているものは説明できる・・・という意味。

だけど。

・それがなぜ起こるのか?
・お腹が痛いのはなぜ?
・どのくらいの痛みだと大丈夫で、どのくらいだとマズいの?
・どういう生理だと安心してよくて、どういう生理なら婦人科にかかった方がいいの?


という、つまり、生理をメカニズムの視点から「知らない」から。

「女性のからだは神秘的」と言われますが、本当でしょうか。

私は、女性のからだはとてもメカニックにできていると感じます。
私のセミナーでは、このメカニズムをお話しますが、「こんな話は初めて聴いた」と大概の女性が答えます。
そこで初めて「知らなかった」と気づく。
でも、気づくことはとても大切なことです。 こんな風にして、「気づいていただく」機会を、今後もお届けしたいと思います。 来月もぜひアクセスください。


上野宏子

山口県在住。
婦人科スポーツ医学×NLP心理学のスキルを融合させた独自のスキルを持つ。

-活動内容。
女性を生理や更年期を理由に離職させない×男性をセクハラ問題から守る×若者育成× 少子化に対応するブランディングに対応する、オリジナル研修やサポートを提案・実施。

女性だけのからだに起こる「生理」「更年期」「閉経後」「婦人科疾患「妊娠や出産産前産後」のメカニズムを、小中学生にも理解できる内容にして届けることができる、レアな存在。

詳しくはコチラ。

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