転勤族の妻(転妻)はどう生きる?

転勤族の夫と結婚するとき、「私は土地や人に執着するタイプでもないし、いろんな場所に行けるのもいい経験になりそうだし全然大丈夫〜♪」とのんきに考えていました。
が!いざ夫から「転勤が決まった」と告げられた時、一気にいろんな不安が込み上げ、実際に引っ越してからも新たな悩みが尽きず…。
人間関係や働き方など、この先「転勤族の妻として、どう生きるか」を現在進行形の悩みを交えながら考えまとめてみました。同じ境遇の方・これから転勤族の妻になる予定の方の少しでもヒントになれば嬉しいです。

1.転勤族の妻は鬱になりやすい?!転妻の抱える悩みとは…

転勤期間の平均年数は3〜5年と言われています。転勤族の妻はその頻度で環境が変わり、人間関係が変わり、生活スタイルも変わり・・・。
転々とするうちに自分自身も歳をとって順応性も下がってきたり、環境の変化に疲弊してしまい中には心を病んでしまう方も。内容は人によって多岐に渡りますが、以下のような悩みが多いようです。

①人間関係の構築(友達ができない等)

運よく地元や住んだことのある土地への転勤が決まった場合は別ですが、大抵は転勤の度、知らない土地で人間関係を0からスタートさせなければなりません。
ご近所に同じような転勤族の奥様が多い場合や、新しい人間に対してもウェルカムな環境なら悩むことはないかもしれませんが、毎回都合よく良い人たちに囲まれる保証もない中人間関係を構築するのはかなり大変ですよね。
出会いの場としては、

  • 子育てイベントや、支援センターなど
  • 公園
  • 子供の学校関連
  • ご近所付き合い
  • 趣味の習い事
  • 仕事

などでしょうか。私も転勤先へ引越して最初の頃は子供を連れて地域で行われる育児のイベントに参加してみたり、近くの公園に行ってみたりもしましたが、すでにコミュニティが出来上がっていたりして溶け込みづらく、かえって孤独感を強く覚えた記憶があります。。
お子様のいない人の場合、そもそも人間関係を築くきっかけ作りが難しいと言う意見もあります。
そして、せっかく仲の良い友達ができても次の転勤が決まれば「さようなら」。
もちろん生涯の友達と出会えるという事もあるかもしれませんが、出会いと別れの繰り返しに虚しさが募ることも。

②仕事が見つからない

ずっと働いていたけど、ご主人の転勤に合わせて泣く泣くキャリアを手放した方も多いと思います。「引越した先でも働きたい!」と言う気持ちはあっても「転勤の可能性がある」ことはそのハードルを高くします。
私は子供が1歳の時に保育園が決まり仕事を探し始めましたが「転勤族+幼い子供がいる(+コロナ禍)」という事で、ハローワークへ行っても紹介される仕事は少なく、実際に履歴書を送っても返送されておしまい、という事も多々あり挫けそうになりました。

③孤独との戦い

そもそも”変化”というのは、その内容が悪いものであれば当然ですが、希望に満ちた嬉しいものであってもストレスとなり得ます。
そのストレスの中、さらに人間関係がうまくいかず友達もできなかったり、仕事もなかなか決まらず自信を失うことで転妻は疲弊し世間から疎外感を抱くことも。夫や身近な人に相談しても「転勤族って知ってて結婚したんでしょ?」なんて言われると、全部自分のワガママでしかないのかと相談するのも気が引ける。そうして我慢を続ける内に孤独に陥りやすくなってしまいます。

④子供の転校

子供が小さいうちは迷う事なく転勤に帯同できても、小学校・中学校と進学するにつれ、親の都合だけでは決められない理由が発生します。
例えば

  • あちこち転校させる事で精神的に疲れさせてしまうのではないか
  • 友人関係を壊してしまうのではないか、友達作りに苦労するのではないか
  • 本人の希望する進路の妨げになるのではないか

など。もちろん、逆に転勤に帯同させることで

  • 進路の選択肢が増える
  • 友達が増える
  • 家族一緒に暮らせる
  • いろんな土地へ行くことにより視野が広がる
  • 順応性が高くなる

と、良い結果につながる可能性もあります。
またご主人が単身赴任をした場合でも、離れて暮らすことで親子関係がどうなるのか・自分1人で家事育児をこなしていけるか・家賃はどうなるのか等心配ごとは尽きません。
家族全員が100%納得できるような選択は難しいかもしれませんが、大人の都合だけで淡々と決めてしまうのではなく、子供の話にもしっかり耳を傾けて「どうするのがベストか」を決めていきたいところですよね。私はまだその状況になっていないので理想論ではありますが、実際に子供の望みを叶えてあげることができなくても、しっかり親子で話し合うことで信頼関係につながるのではないかなと思います。


2.転勤先でも働く?働かない?

今の時代、共働きは多数派となってきています。とはいえ、経済状況や家庭内の環境はそれぞれ。転勤族の妻達は転勤先でも働く?働かない?以下にその理由を調べたものをざっくりまとめてみました。

①働く

“自分も働かないと家計が苦しい”
“家にずっといるより外に出たいから”
“もともと働くのが好き”
“人と関わりたい”
“自分の能力を活かしたい”
“夫や周りから「働かないの?」と言われるので仕方なく…”

理由としては以上のような意見が見受けられました。経済的に働かざるを得ないパターンが多い印象です。中には働くのが好きだったり、スキルを活かしたくて働くと言うポジティブな意見も。

②働かない(働けない)

“幼い子供がいて、いざと言うとき頼れる身内も近くにいないのでしばらくは働かない”
“家事育児に専念したいから”
“転勤のスパンが短かったり、全く読めないから働きづらい”
“夫の収入だけで十分なので自分が働く事は考えていない”
“夫に「専業主婦になってほしい」と言われているから”

働かない(働けない)理由としては以上のような意見がありました。子供はよく体調を崩すので、サポートのない中で働くのは大変ですよね。夫の収入だけで十分だったり、夫から専業主婦を望まれて、という方もいるようです。

私の調べによる働く&働かない(働けない)理由は以上になります。一部をまとめたものになるので、当然他にももっと色んな事情があると思います。ご夫婦・家族と話し合って各家庭に合わせた選択をしましょう。



3.働くならどうやって、どんな仕事を探す?

働くという選択をして、いざ仕事を探そうと思っても、そのハードルの高さからどんな働き方・仕事の探し方をするべきか考えてしまうところ。ここでは一般的な働き方の中でどれが転妻に向いているのか?私の経験談も交えながら紹介したいと思います。

①正社員は目指せる?

福利厚生や月々の給与も安定し、ボーナスももらえる場合が多いので正社員として働けるならそれが一番理想的。でも転勤族で正社員って正直可能なの?求人サイトに載っている正社員の募集条件や、会社で人事を担当している人の意見、職探し中の転妻の意見などを見てみたところ「無理」「難しい」「企業にとって雇うメリットがない」「探すだけムダ」、そんな厳しい意見ばかりを散見し、特別なスキルもない私は最初から諦めてしまっていました。
とはいえ可能性が0なわけではありません。
例えば

元々公務員や大企業で働いていた方の場合
「配偶者同行制度」や「配偶者転勤休業制度」などの制度が導入されている可能性もありますので、そちらを利用することにより退職せず夫の転勤先での就業・または休業することが可能となります。 導入企業も少なく、条件もあるため必ずしも望んだ結果になるとは限らないようですが、もし利用できる環境であれば会社に相談してみましょう。

完全在宅のリモートワーク
コロナ禍によるリモートワークの拡充もあり、完全在宅で正社員を募集する企業も増えてきています。専門スキルを求められる場合も多いようですが、これからの時代ますます求人が増える可能性は大いにあります。自分のスキルで応募できる仕事がないか、こまめにチェックしてみましょう。


②派遣社員・契約社員

これらの働き方は最初から就業する期間が決まっているため、転勤族の妻にとってはピッタリの働き方ではないでしょうか。特に派遣社員として働く場合は、派遣登録の時などに家庭状況等相談した上で条件の合った仕事を紹介してもらえますし、就業中に何か問題が起こった時などにも派遣元の担当の方が派遣先との間に入って対応してくれたりと何かと安心感があります。全国展開している大手の派遣会社の場合、就業態度に問題がなければ次の転勤先でも仕事を紹介してもらえる可能性も出てきます。

私は夫の転勤先で子供の保育園が決まった時、最終的に派遣会社に紹介していただいた企業に期間限定で就業していました。子供ができてから初めて働いたため、子供の風邪などでしょっちゅう休んだりと迷惑をかけてしまいましたが、担当の方もよく相談に乗ってくれて契約期間満了まで安心して働くことができました。

ちなみにハローワーク経由で契約社員の求人にも応募しましたが、面接までもいけませんでした(履歴書が送り返されたというのはこの時)。派遣が時給制であるのに対し、契約社員は月給制の会社も多く、寸志が出ることもあったりと良い条件の求人はすぐなくなってしまうようです。

③アルバイト・パート

小さい子供がいたり、「フルタイムで働くのはちょっと・・」という場合はアルバイトやパートでの働き方も。全国にある大手チェーン店などで働けば、次の転勤先でそのお店の求人があった場合、”経験有り”という事は大きな武器になりますし、採用された後も0スタートではない安心感があります。また昼間働く場合、同じような境遇でパートやバイトを選ぶ方も多いと思うので、主婦のコミュニティが広がる可能性もあります。

④フリーの在宅ワーク

コロナ禍や政府からの「副業推進」によって、ネットを利用した働き方をしている人も増えてきています。仕事を依頼する人と探す人を繋げるクラウドソーシングサイトも沢山あるので、いくつか登録してどんな仕事があるか見てみるといいかもしれません。
絵を描く事や文章を書く事(もちろんそれ以外でも)、得意な事があればそれが収入につながる可能性があるので夢もありますよね。

単価は低めですが簡単なアンケートなどの案件もあるため、特にスキルのない場合そういったものから始めて、慣れてきたら出来そうな事の幅を徐々に広げてみても良いと思います。「自分には特にスキルがないから無理」と思わず、まず出来そうな事から始めてみることでいろんな案件に興味が出て勉強し、それが大きなスキルとなる可能性だってあります。



4.面接で転勤について聞かれたら?

外で働く事を選び、いざ仕事に応募して面接の日取りまで決まったけど、転勤の可能性があることを面接で伝えるべきか。悩む人もいると思います。何度も面接で「転勤の可能性がある」という事を伝える度に苦い顔をされたり、結局落ちたり…。そういう事が続くと、伝えない方がいいのではないかと思ってしまいますよね。え、思わないですか?私はちょっと思ってしまったんです。(すみません。)
結果としては当然、

転勤があることを素直に伝えましょう。

単発や短期のバイトなどで、その期間確実に転勤の可能性が無いとわかっていれば(異動の時期に重ならないなど)敢えて伝える必要もないかもしれませんが、ある程度長期でのお仕事であればいつ転勤と重なってしまってもおかしくはありません。

その時になって急に「転勤が決まったので辞めます」となると当然就業先に迷惑がかかりますし、自分自身転勤族である事を隠して(または無いと嘘をついて)働いていると、いつ転勤になってしまうかハラハラしながら働いたり罪悪感で辛くなってしまうと思います。

また、もし面接で聞かれなくても「何か質問はありますか?」など聞かれた時には勇気を出して自分から話してみた方が良いでしょう。聞かれてもないのにわざわざ言わなくても…とは思いますが、自分にとっても安心して働ける環境を作るために相手に自分の状況を知ってもらうのは大事な事だと思います。



5.まとめ

いつも家族のために一生懸命働いてくれている夫への感謝や尊敬はありつつも、転妻は何かと悩みが尽きません。とは言え、ずっとため息ばかりで暮らすのも辛いですよね。悩みも、それに対する解決方法も人それぞれ。同じ転勤族とは言え周囲の理解度や置かれた環境も人によって違います。働くことで日々が充実する人もいれば、転勤の度に新しい仕事を探したり、働くのが辛い人もいる。気軽に相談できる人がいれば甘えましょう。もし周りの理解が得られにくくても1人で抱え込まず、ネット上で同じ境遇の人たちが集まるコミュニティサイトや、今は転勤族の妻たちが集まって活動する団体などもあるようなので利用してみてもいいかもしれません。逆に無理に人と関わるのが辛いなら、1人の時間思いっきり趣味に没頭してみるのも素敵ですよね。

ここまで長々と書いてしまいましたが、とにかく私が最後に言いたいのは、変化や孤独の中で転妻は本当によく頑張ってる!そんな人たちの悩みが少しでも減りますように、笑顔の時間が増えますように。

同じ転勤族の妻として、家族との時間を大切にしながら、自分らしく素敵な人生を見つけましょう!


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