【女性コラム】『未来を 失いがちな日々の中で。』

 お正月から1カ月、冬真っ只中で寒さの続く毎日ですが、皆様どんな風にお過ごしですか?

私の住む土地は瀬戸内海側で、わりと温かい地域ではありつつもやっぱり冬。今日は一段と気温が低めで冬らしい風が吹いています。 

そんな風に、季節を感じながらの’今日’、’今現在’は、あなたにとってどんな時間でしょうか。
それぞれの感情の中で生きながらの’今’。
そんな’今’でさえ、時計の針が進むのを眺めていると、その’今一瞬’でさえも時間の流れの中にあり、それは何千年何万年の歴史の中に在る’一瞬’でもあるのだなと感じます。 

 毎年、年末には「来年はこんな一年に」と想いを巡らせ目標なりビジョンを描くことにしている私は、2021年末はうまくビジョンを描けませんでした。
「うまくビジョンを描けない」それだけを切り取れば、なんだかマイナスな印象が抱かれがちですが、そうやって迷う時間がこそがきっと、今の私自身には大切な時間なのだと感じます。
それは、何かに気づき、立ち止まったということだから。 

早くに結婚して、翌年には長男、その2年半後には娘を出産し、子育てと家のこと、そして事情あってパートナーを含める4人の生活を私一人の収入でやりくりする状況にありました。 この過去を責めるのではなく、むしろ私にとってすべてが良い思い出。 ただ、そんな日々の中で、前のことをこなすことと生活費を稼ぐことに精一杯で、明日のこと、1か月後のこと、1年後のこと・・・所謂「未来の自分を想像する」ということをしてこなかった自分がいることに気が付いたのでした。 

 息子と娘が順に自立し、2年前のちょうど今頃、10年以上一緒に生活したパートナーとも別れ、心にも時間にも余裕ができた。 それから2年間、自分なりに何がやりたいのか考えてきたはずが、どうも違和感がぬぐい切れない。 「これだ」と思ったものに取り組もうとすればするほど、むしろその違和感は大きくなるのでした。 

 「私は何のために生きて、何がしたいのか」。
まったくうまく描けない自身がいました。 

 お正月が過ぎ、月末にはこのコロナ渦でありながら旅に出た。

仕事のことでやらなければならないこともあったけど、あえてやめてみた。パソコンを手放し、仕事のことも一旦置き、一緒に旅した二人との時間は本当にゆっくりと時間が流れて楽しかった。 

そんな時間の中で気が付きました。 私がこれまで立ててきた目標は、目標を達成するためのための目標で、しかもその内容は「○○する’べきだ’」「○○する方がきっといい’はずだ’」で掲げてきたものばかりだったこと。 自分が「○○’したい’」という想いはそこにはなかった。 

実は、旅から帰ると同時に、シェアハウス生活を始めました。 年齢も性別も違う二人との生活の中で、これまでに感じたことのない温かで穏やかで、そして同じ屋根の下で暮らす二人と自身を比較してみて、感じることが多かった。 

そこでやっと「私がやりたいことってこれじゃん!!」ってものが見つかった。 私にとって、人生の新しいスタートみたいな感覚でいる2022年2月です。 

性別がボーダーレスになり始めた今、あえて性別でお話しますが、男性と比較して女性はマルチタスク、分単位行動。 しかも自分以外の誰かのためのタスクが多いと感じます。 それがなんとなく’当たり前’みたいになっているそんな日々の中で、自分自身を見失ったり、未来を描く暇もないという女性はきっと少なくないはず。 

皆さんは、「自分を抱きしめる」ということをしたことがありますか?

もしなければ、ぜひしてみてください。 眠りに就く前でもいいし、ついつい家族やこどもたちに強い口調で言ってしまって自分を責めてしまったときにトイレに入って抱きしめるのでもいい。 

多忙多用な日々だからこそ、ほんの少しでいいから、それでも頑張っている自分自身を、まずは自分自身で抱きしめてみてほしいと感じます。 

それだけで、きっと、自分に優しくなれて、だからこそ周りに優しくなれる。
「自分を愛した分だけ、人を愛せる」は嘘じゃないよ(^^) 


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上野宏子

山口県在住。
婦人科スポーツ医学×NLP心理学のスキルを融合させた独自のスキルを持つ。
活動ビジョンは「たったひとつ’生理’を語り、女性の人生価値を本気で変える」。

-活動内容。
専門は「生理」。
高尾美穂氏より6年間婦人科スポーツ医学を学び、「生理への正しい理解ひとつで女性の人生は本気で変わる」と確信、生理に早くからフォーカスしたレアな存在。
講演からパーソナルまで幅広く対応。

詳しくはコチラ。

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