【女性コラム】‘生理’を語って‘生きる’を伝える

今年ほど、1年の時の流れを早いと感じたことはなかった。

それは、コロナのせいで多くのイベントが中止になったという意味では、確かに季節感のない一年だったけど、同時に強く季節を感じることができた年でもあった。

というのは、いつからか早朝ウォーキングを始めた。
きっかけは、スポーツクラブに設置された大きな鏡の前、ヨガマット1枚分のスペースを確保して、週3回くらいのペースで練習し続けたハードなヨガを、コロナの影響で止めてしまって以来緩み切ってしまった体のラインを、「朝活」としてウォーキングをすることで少しはマシにしたいと思ったのがきっかけだったと思う。

まず、田んぼが広がる朝の引きしまった空気は、思った以上に気持ちが良かった。

それに、朝露に濡れる草花が朝日に照らされる姿が本当に美しく、秋には辺り一面が稲の香りに包まれた。
昨日蕾だった花が数日後には満開になったり、満開だった花が枯れていく姿を、日々見つめることができた。

犬の散歩をしているおじさんに出逢う。

また別の犬を連れた別のおばさんに出逢う。

犬は連れていないけれど仲の良さそうなご夫婦に出逢った。

「おはよう」という言葉は魔法だ。
その一言でどの人とも仲良くなれる。

こんな風な日々が、私の価値観を変えた。

確かに、欲しいものもある、行きたい場所も沢山ある。

だけど、毎日当たり前のように素晴らしい朝を迎えることや、人との繋がりを感じながら生きる、そっちの方がずっと大切だと気が付いた。
これこそが、自分の人生の質を上げてくれる大切な要素だと。
女性の「人生の質」を考えるとき。
「生理」を理解することで、女性の人生のクオリティが大きく変わることを、ほとんどの女性が知らない。

私は来年以降、新たなプロジェクトを立ち上げたいと考えています。

今は私の活動のメインが「生理」についての発信ですが、来年からはそのプロジェクトの一部に私のコンテンツもある・・・という位置づけになるかと思います。

もしご興味あれば Facebook などをご確認ください。
配信、発信など、公開しています。
5月からスタートしたこのコラム、お付き合いいただきありがとうございます。
今年は硬い話を結構したように思うので(笑)、来年からは皆さんとの双方向なコラムになると面白いとイメージしています。
良いお年をお迎えくださいね(^^)
ご意見ご感想、下記までぜひお聞かせください。
hiroko.ueno.zero.one@gmail.com


-プロフィール
上野宏子
山口県在住。
防府総合療術院院長として施術現場に立つ傍ら、婦人科スポーツ医学×NLP心理学のスキルを融合させた活動を展開。専門は「生理」。
高尾美穂氏より6年間婦人科スポーツ医学を学び、「生理への正しい理解ひとつで女性の人生は本気で変わる」と確信、生理に早くからフォーカスしたレアな存在。 音声配信アプリstand.fmを使った番組『Mission!ゴキゲン女子を増やせ!!』(旧・男女それぞれの生理への理解)では、クスっと笑えるネタを元に週2回声を届ける。番組内での不定期特別企画、『上野が本気を出すLIVE!!』では、ネガティブに捉えがちな生理・更年期や婦人科疾患、あるいは巷にある曖昧情報について、‘10000人の女子が聴いたら10000人全員に通用する’切り口から解説回答することで注目される。
過去の人気配信は、『からだの歪みは卵巣の働きに影響するのか?』 『温活で婦人科疾患は治るのか?』

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