【女性コラム】人生を選ぶ基準

 今日から3月。私の住む町は暖かく、朝から雨です。

月初めの私のルーティンは、デスクを整えること。 今日も無事、完了しました。 


 2年前、私は「手放す」という作業を始めました。  

それ自体を手放すことを通して、これまでの概念も手放してみたいと思いました。

これまで手に入れてきた、
ヒト。
コト。
モノ。
トキ。
カネ。
手放し始めると見えてくるものがたくさんあって、その中で新しい人やできごととの出会いがあり、大きな気づきを私に与えてくれました。 


 よくよく考えてみると、おそらく21歳で結婚して以来ずっと、とにかく走り続けた感覚しか記憶にないことに気がつきました。

そして、その時間の中で、私の心はまったく自由でなかったこと。
自分でしてきた選択なので、誰が悪いということではありません。
家族が悪いのでも、友達が悪いのでも、そして自分が悪いのでもない。
生まれてからこれまでの経験から生まれた潜在意識がそうさせていたのでした。 

 私を知る人は割と知っていると思うけれど、私は自分自身を『自由な人間だ 』と思ってきました。
だけど、特にこの1年、自分で’コレだ’と思って選んだものに真剣に取り組めば取り組もうとするほど、違和感が生まれ、それは拭えないどころか、どんどん膨らむのでした。 

ある日、「本当にやりたいことは何?」と人から聞かれて、全く答えられない自分がいました。
『やりたいこと?今やってることがやりたいことだよ・・・ね?』と自分に問いかけたときに、答えられなかった。
なんとも言えない気持ちでした。 

なんで気持ちよく答えられないんだろう。
なんで思い浮かばないんだろう。
『’やりたいこと’?』『’やりたいこと’って何?』
誰にやらされるでもない、自分で納得して『やりたい』と思ったことをやってきたはずなのに。
このモヤモヤした感じはなんなんだろう? 

やってるはずなのに。
今やってることが違うなら、別にあるはずなのに。
思い出せない。
思い出せない理由さえよくわからない。 

いずれにしても、時間をかけて気が付いたことは、私の判断基準は『やりたい』じゃなかったことでした。

私の『やりたい』は勘違いだった。
心の奥底では『べき』で選んで、それを『やりたいことだと自分に言い聞かせていた』、そんな感じ。
だから当然、私の『本当にやりたい!!』はそこには含まれていなかった。 

そんなことに気が付いて、今は見つかりました、やりたいこと。
見つかったというより、思い出した。

そうそう!これこれ!!私がやりたかったのはコレ!! 

皆さんの生きる基準はなんですか?
『べき』で選んでいませんか?
慌ただしい日々の中でも、一度ご自身の心の奥底の想いと、向きあってみてくださいね。 


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-プロフィール
上野宏子
山口県在住。
防府総合療術院院長として施術現場に立つ傍ら、婦人科スポーツ医学×NLP心理学のスキルを融合させた活動を展開。専門は「生理」。
高尾美穂氏より6年間婦人科スポーツ医学を学び、「生理への正しい理解ひとつで女性の人生は本気で変わる」と確信、生理に早くからフォーカスしたレアな存在。 音声配信アプリstand.fmを使った番組『Mission!ゴキゲン女子を増やせ!!』(旧・男女それぞれの生理への理解)では、クスっと笑えるネタを元に週2回声を届ける。番組内での不定期特別企画、『上野が本気を出すLIVE!!』では、ネガティブに捉えがちな生理・更年期や婦人科疾患、あるいは巷にある曖昧情報について、‘10000人の女子が聴いたら10000人全員に通用する’切り口から解説回答することで注目される。
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